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包茎手術について

包茎手術は、余分な包皮を切除して包茎を治療する手術です。
包茎には真性包茎、仮性包茎、嵌頓包茎の3種類があり、真性包茎と嵌頓包茎が手術適応となることが多いです。
ただ、包茎であっても、排尿や性生活に支障がなければ、手術を受ける必要はありません。
しかし、包茎が原因で以下のような症状がある場合は、手術を検討するとよいでしょう。

・排尿障害
・包皮炎
・嵌頓包茎
・性行為時の痛みや違和感

包茎手術を受けるかどうかは、最終的には本人の判断になります。
医師と相談しながら、自分に合った治療法を選択しましょう。

包茎手術の体験談

包茎手術を受けられた方の体験談をご紹介します。

○入院中にすごく恥ずかしい思いをした

[30代 男性]
趣味であるサッカーを学生時代から続けているのですが、社会人の20代半ばで前十字靭帯を断裂し、入院を余儀なくされました。
手術当日、全身麻酔のため、尿の管を通すのですが、下半身をさらけ出した状態。かつ若い女性の看護師やら7、8人の研修生などに囲まれながらも、包茎だったために公開処刑の気持ちでした。
退院後に足は完全体ではなかったのですが、あの苦痛を二度と受けまいと早速包茎手術の予約を取りました。

○旅行の入浴などがまったく楽しめない

[30代 男性]
彼女とよく旅行に行き、温泉など行くのですが、やはり男風呂に行く自信が持てず部屋のシャワーを使うことが多かったです。
タオルで隠すのも微妙だし、かといってさらけ出すにも勇気がないし・・・
とにかく昔から他人とお風呂に入ることがいやでした。

○毛を巻き込んで痛い

[30代 男性]
性行為後の縮んだムスコに毛が巻き込まれるのがとてもいやでしたね。彼女にもそんなイソギンチャクのような状態を見られたくないし、普通に痛い。
もうそれがいやで包茎手術を受けました。それ以来はそういうストレスもなくなり快適なアフターを過ごせています(笑)
感度も落ちるか心配しましたが、変わることなく、むしろ彼女を喜ばせてあげられている気がしています。

○老後を考えて手術しました

[50代 男性]
いずれ介護を受けることになるだろうと思っており、仮性包茎の私は手術を受けることを決意しました。
男としてのプライドなのかもしれませんが、恥ずかしくない状態にしておきたかった。
一応、衛生面も考慮したつもりです。介護職員さんにもなるべくご迷惑をかけたくないですしね。

○自信をつけたかった

[40代 男性]
いいにくい話ですが、正直女性と交わることが大好きです。
ただ、どんな女性の前でも包茎はみじめな気がして、飲み代を我慢して包茎手術を受けました。
ようやく自信が持てましたが、もっと早いうちに手術をやっていればよかったなとつくづく感ましたね。
今じゃ遊びに行くことを我慢する方が大変ですね(笑)

包茎手術のリスク

包茎手術には、以下のようなリスクが考えられます。

○出血や感染

包茎手術は、皮膚を切除する手術であるため、出血や感染のリスクがあります。出血は、通常は止血処置で対応できますが、大量に出血する場合には、手術を中断することもあります。感染が起こった場合には、抗生剤の投与や、再手術が必要になる場合があります。

○痛みや腫れ

包茎手術後の痛みや腫れは、一般的に数日程度で治まります。しかし、痛みが強く、日常生活に支障をきたす場合には、鎮痛剤の服用や、抗炎症剤の塗布が必要になる場合があります。

○感度が低下する

包茎手術によって、亀頭が常に露出した状態になるため、感度が低下する可能性があります。しかし、感度が低下するかどうかは、個人差があります。

○排尿障害や勃起障害などの合併症

包茎手術によって、排尿障害や勃起障害などの合併症が起こる可能性があります。排尿障害は、尿道の狭窄や亀頭包皮口の狭窄などが原因で起こります。勃起障害は、神経損傷や血管損傷などが原因で起こります。

これらのリスクは、手術方法や医師の技術によって、ある程度は軽減することができます。そのため、包茎手術を検討している方は、複数のクリニックでカウンセリングを受け、自分の状態や希望に合った手術方法を選ぶようにしましょう。

セカンドオピニオン

セカンドオピニオンとは、患者さんが納得のいく治療法を選択することができるように、治療の進行状況、次の段階の治療選択などについて、現在診療を受けている担当医とは別に、違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めることです。セカンドオピニオンは、担当医を替えたり、転院したり、治療を受けたりすることだと思っている方もいらっしゃいますが、そうではありません。まず、ほかの医師に意見を聞くことがセカンドオピニオンです。

担当医から説明された診断や治療方針について、納得のいかないこともあるかもしれません。「別の治療法はないのか」と思う場合もあるでしょう。セカンドオピニオンを受けることで、担当医の意見を別の角度からも検討することができ、もし同じ診断や治療方針が説明された場合でも、病気に対する理解が深まることもあります。また、別の治療法が提案された場合には選択の幅が広がることで、より納得して治療に臨むことができます。

病状や進行度によっては時間的な余裕がなく、なるべく早期に治療を開始した方がよい場合もあるので、セカンドオピニオンの準備は現在の担当医に現在の病状と治療の必要性について確認するところから始まります。

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